「ニキビはつぶせ」は病院ならばOKだった?

ニキビの古典的な治し方として「あまりつらいようならば、自分でつぶしてしまえばよい」というものがあります。
実際に自分でニキビをつぶしたことがあるという経験をお持ちの方も多いのでは無いでしょうか。
白い心みたいな物を出し切ってしまうと早く治るというものです。

素人がやると面倒なことになる

ところがこの治療法はニキビができたときに一番やってはいけないこととして有名です。
なでなら素人がこのようなことをやると、全く滅菌されていない道具ないしは指を使ってつぶすことになります。
これによってニキビをつぶした穴から雑菌が入り込みニキビができる前よりもひどい状態につなげる可能性があるからです。

病院では当たり前

一方病院ではこの治療法は当たり前のように行われています。
そのなも「面ぼう圧出」とよばれるものです。
素人が行うような物では無く、ちゃんと滅菌された細い針を使いニキビに穴を開けます。
その後滅菌されたニキビの芯を吸い取る機械を使って、中の汚い物を取り出していくのです。
実はこれ、軽いニキビだったらすぐに治ってしまうため使われることが多いのです。

根本治療では無い

しかし、この治療法でニキビを完全に治すことはできません。
なぜなら「対症療法」と呼ばれる、今の症状を軽くするための治療法に過ぎないからです。
根本的に治すためには、生活習慣の改善や適切な肌ケアが必要になります。
ゆえに、面ぼう圧出はニキビができてしまったときの緊急手段と考えましょう。

くれぐれもまねをしないでね

ここでご紹介した治療法はあくまで病院だからこそできる治療法です。
自分で縫い針などを使い似たようなことをまねすることは絶対にやめてください。
様々な病気の原因になりかねません。

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